3分de絵本

毎日3冊の読み聞かせを行っている「とっと」が、ちりばめられた名言と共に絵本を紹介。広島県北での充実した(?)子育てライフも一緒に発信。

だれが ろうがんきょうを とどけてくれんだろう?(byウーペンせんとろうがんきょう)

ウーペンせんとろうがんきょう(こどものとも)

作:朱彦潼

福音館書店

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ウーペンせんとろうがんきょう 表紙

科学では証明できないことを信じられますか?

昨日の風邪。

ほんとうにしんどくて,8時に寝た。

それからぐっすり12時間。

朝起きるとすっかりよくなっていた。

やっぱり疲れがたまっていたんだろうね。精神的なところでかな?最近いろいろあったからね。

身体が資本だってこと,改めて気づかされたよ。

身体があってこそ,しゅんくんがいてくれることの素晴らしさに感謝することができる。

気分が悪かったら,しゅんくんが元気なことがちょっと辛かったからね。

身体 = 大事。

しっかりとケアしなくちゃダメなんだと思った。

さて,昨日は頭が痛くて本の紹介をできなかったから,木曜日に読んだ本を紹介します(ちなみに,昨日は本の読み聞かせを行っていません。ぐっすり寝ていたもんで。)

木曜日に読んだ本の中で,「ウーペンせんとろうがんきょう」という本が印象深かった。

なにが印象的だったかって,「落とした老眼鏡を届けてくれたのは,実は魚だったかもしれない?」的なところ。

「とっと」,こういうの好きなんだよね。

「トトロ」じゃないけどさ,いいことをしていればそのお礼をしに来てくれる人(妖精?神様?)がいるというようなやつ。

因果応報じゃないけど,やっぱりいいことをすれば必ずそれは帰って来る。

清廉な心を持って物事に当たり,そのことでどれだけ人が喜んでくれるかを考えていれば,それは必ずいい方向に転がるってね。

有名な話だとさ,京セラの創業者の稲盛和夫さん。

稲盛さんは「とっと」が尊敬する人なんだけど,携帯電話産業に参入するとき「私心無かりしか?」と何度も自分に問うて,それで自分のためじゃない世の中の多くの人を喜ばせるためなんだ,ということを確信して参入したんだよね。

それが今は「au」になって,携帯会社の三大手と言われるまでになっている。

科学じゃ証明できないんだろうけど,いいことをしたら必ずいいことが帰って来るっていうのは,どうしても信じたいんだ「とっと」は。

それが,絵本の世界だと魚だったりするからかわいいよね。

小さな命にも優しくっていう心も大切だしね。

しゅんくんにも人に優しく,自分のためではなく人のために行動できる人に育ってほしいな,なんて思う。

ウーペンせんとろうがんきょう 紹介

昭和中期ぐらいの中国が舞台。

大きな町に住む「らんらん」は,迎えに来てくれたおばあちゃんと一緒におじいちゃんの待つ村に出かけることにする。

大きな町で目が悪くなったおじいちゃんのために老眼鏡を買った「らんらん」は大事にカバンの中にしまう。

大きな川をフェリーで上ってからは,「ウーペン船」という小型の船に乗りかえることになった「らんらん」。

船頭さんのこぐ船にのってさらに川を上って行く。

途中,おばあちゃんからかぼちゃのタネをおやつにもらう。

皮をむいて,中の実を食べる「らんらん」。

かぼちゃのタネの皮を川に流していると,魚たちがやって来る。

「らんらん」はタネの皮だけではなく,実も上げることにした。

魚はお礼を言うように水から頭を出して口をパクパクとした。

しばらく川の上を漂っていると,急に雨が降り出した。

風で大きく揺れるウーペン船。

おばあちゃんと一緒に船にしっかりと捕まる「らんらん」だったが,船がグラっと揺れた時,おじいちゃんの老眼鏡を落としてしまう。

船頭さんの網で拾おうとしても老眼鏡は見つからない。ヒシの実を取りに来た村人に探してもらったけど見つからない。

夜になり,結局,老眼鏡がないままおじいちゃんのうちに着いた。

おじいちゃんに謝る「らんらん」。

「いいんだよ,来てくれただけでうれしいんだよ」と言うおじいちゃん。

だが,「らんらん」は悲しくて,悔しくてたまらなかった。

夕ご飯を庭で食べている時,川の方で「コトン」という音がした。

行ってみると,家の前の階段に,あの老眼鏡が置かれていたのだ。

それをおじいちゃんに急いで渡しに行くと,おじいちゃんはとても喜んでくれた。

その夜,「らんらん」は眠らずにずっとと考えていた。

だれが ろうがんきょうを とどけてくれんだろう?

だが,その答えは分からない。

「らんらん」はさらさらと流れる川の音を聞きながら,眠りについた。

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老眼鏡を見つけた魚たち(ウーペンせんとろうがんきょう 裏表紙)

子どもへの読み聞かせ

古き良き時代っていうのはあるけど,それはなにも日本だけじゃないんだよね。中国にも当然ある。素朴で一人一人が生活に欠かせない役割を担っていた時代。

そういったところがしゅんくんには新鮮だったのかもしれない。中国の町並みや「ウーペン船」という見慣れない乗り物を熱心に見つめている。

しゅんくんは魚が好きなのだが,その魚が老眼鏡を届けてくれたらしい?というところが好きなようだ。裏表紙で魚が老眼鏡を見つけているところを見ると「魚が届けてくれたんじゃん」と大喜びで言う。

こういう,魚からの恩返し的な話,やっぱり心が温まるからいいよね。

2019年1月10日(木)に読んだ本

ウーペンせんとろうがんきょう(こどものとも)

作:朱彦潼

福音館書店

ダンゴムシみつけたよ

写真・文:皆越ようせい

ポプラ社

きゃべつばたけのぴょこり

作:甲斐信枝

福音館書店