3分de絵本

毎日3冊の読み聞かせを行っている「とっと」が、ちりばめられた名言と共に絵本を紹介。広島県北での充実した(?)子育てライフも一緒に発信。

どんなに大変でも、子ども達は通います。(byすごいね!みんなの通学路)

すごいね!みんなの通学路

文:ローズマリー・マカーニー 訳:西田佳子

西村書店

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すごいね!みんなの通学路 表紙

学校という場所は楽しい場所?

「とっと」は結構、学校が好きだった。

高校時代なんて、熱が39度あっても学校に行っていた。

ま、午後から行って、ホームルームだけ受けて帰るって感じだったけど。

なにが楽しいって、やっぱり友達がいたことだろう。

勉強が好きだったというわけではなかったが……。というより授業中はだいたい本を読んで過ごしていたが……。

学校に行けば友達がいるから、学校は好きだった。

楽しかったなと思う。

それも人それぞれなんだろうなと思う。

学校が嫌な人も当然いる。

その人がかわいそうだとか、そういったことは言わない。

嫌いなら嫌いで構わない。

世界にはたくさんの人がいる。

学校に行きたくて行きたくてたまらない人。

長い通学路を通わなければいけない人。

そうした人がいるから、自分たちが恵まれているということを実感しなければならない、なんてことも言わない。

学校に通えることを喜ばなければならない、なんてことも言わない。

言いたいのは、世界にはたくさんの人がいて、その人がその人の人生を生きているということ。

それだけで十分じゃないか。

それ以上、なにが言える?と、とっとは思う。

みんなが生きている。

それぞれの場所で、それぞれの生を生きている。

それを尊重しよう。

当然、しゅんくんもしゅんくんという人生を生きている。

そのことを尊重したい。

今後、どんなことがあっても、しゅんくんがしゅんくんということだけは、しっかりと認め大切にしたいと思うんだ。

すごいね!みんなの通学路 紹介

世界にはいろんな通学路がある。

本の中では世界中の通学路とそこを実際に通っている子どもが紹介される。

ワイヤーだけを張った橋。竹の橋。

急峻な坂道。雪の降り積もった道。

それでも子どもたちは学校に通う。

どれほど危険でも、学校に通う。

教育を受けられることは喜びなんだろうから。

 

どんなに大変でも、子ども達は通います。

だって、みんな、学校が大好きだから。

 

教育を受けられることって、そうした環境が整っているって、本当に尊いことなんだなって考えさせられる。

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世界にはいろいろな通学路がある。(すごいね!みんなの通学路 裏表紙)

子どもへの読み聞かせ

じっと写真を眺めていたのが印象的。学校ってものはよくわかってないはずなのに、子どもが通っている様子が興味深いらしい。

ただ、感想をなにか言うわけじゃない。

「大変だね」と、とっとが言っても「ふぅん」というような反応。

それでいいのだと思う。

今は、世界にはいろんな場所があるということを知るだけでいいと思う。

いつかは自分で見に行くことになるかもしれない。

その日のために、今、こうして世界に触れることは「とっと」は大切だと考えている。

2019年1月15日(火)に読んだ本

すごいね!みんなの通学路

文:ローズマリー・マカーニー 訳:西田佳子

西村書店

ふたりは いつも

作:アーノルド・ローベル 訳:三木卓

文化出版局

ええところ

作:くすのきしげのり 絵:ふるしょうようこ

学研プラス

 

 

海沿いでの休日を心行くまで楽しむ(山口県下関市)

海の近くにいるというだけで気分が晴れる。

10月14日(月)。三連休の最終日。

どこにも行かずに三連休が終わるのはもったいない。

どこかにお出かけに行こう。

と,出かけたのは山口県下関市

なぜ,下関かというと,ここには「海響館」という水族館がある。

宮島水族館」,「アクアス」と大きな水族館はここ2ヶ月以内にお出かけした。

だったら,「海響館」に行かなければ。

これで,中国地方の大きな水族館はコンプリートだ。

そんなノリだった。

「とっと」もなんかおかしくなってるんだろうね。

しゅんくんと一緒だといろいろな所にお出かけに行ける。

しゅんくんが生まれる前は,家でゴロゴロして,昼寝して休みは終わりって感じだったのに。

それがしゅんくんがいるというだけで,休みの日が本当に貴重な日だと思えるようになってしまう。

まるで,魔法みたいだね。

子どもがいるって本当に素晴らしい変化をもたらしてくれるね。

 

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多くの人でにぎわう唐戸市場。

そんなこんなで,車で3時間。

やってきました下関。

ちょうどお昼に着いたので,向かったのは唐戸市場。

休みの日は,唐戸市場の魚屋さんがお寿司や,フグとかエビなどの唐揚げを提供してくれる。

魚市場ということで鮮度は抜群。しかも安い。

お腹いっぱい食べても,財布にダメージは少ない。

それだけに人でごったがえす市場内。

それらを掻き分けて買ったお寿司,唐揚げが本当においしい。

しゅんくんは大好きな「イクラ」と「エビ」と「玉子」を次から次へと食べる。

天気もよく,桟橋でぽかぽか陽気に包まれながら満腹のお腹をさすっているとなんだか動きたくなくなってくる。

だが,こうしてはいられないのだった,と思い出した。

下関には水族館めあてで来たのだ。

ということで,ウッドデッキを歩いて「海響館」に向かう。

 

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玉子のお寿司をたらふく食べる。

たどり着いた「海響館」。

いきなり「カクレクマノミ」の赤ちゃんが出迎えてくれて,しゅんくんは大興奮。

なにが嬉しいって,「カクレクマノミ」大好きなしゅんくん。

いきなり会えたんだから,そりゃ喜ぶよね。

水槽に顔を近づけては「かわいい」とうっとりする。

そのしぐさがとっとには「かわいい」。

中に入って行くと,大きな水槽があり,それを見つけると駆けていく「しゅんくん」。

いろんな魚を指さしては,「あ,シマフグ」など,名前を言う。

図鑑で勉強しているから,魚のことはだいたい分かるようになっている。

海響館」で楽しいのは,アシカとイルカのショー。

物語仕立てになっていて話としても面白いし,イルカやアシカのジャンプなども迫力がある。

ふだんはイルカやアシカには興味をもたないしゅんくんも「海響館」のショーだけは楽しそうにジッと見つめていた。

こうして水族館を一周したしゅんくん。

海響館」と言えば,多くのペンギンがいることで有名なんだけど,そちらは全く興味なし。

ペンギン館に行くことすらせずに,外へ出る。

そういったところは,しゅんくんらしい。

自分の好きなものにしか時間を使わない。

自分の世界を大切に生きているのがしゅんくんなのだ。

 

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熱帯魚を指さして名前を言う。

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迫力満点のイルカショー。

水族館を出てからは隣接するテーマパーク「ハイからっと横丁!」へ。

小さな遊園地といった感じだけど,それなりに楽しめる。

しゅんくんは「ゴーカート」に乗り,100円で動く乗り物に乗り,「メリーゴーランド」に乗り,そして遊園地を出た。

海の近くということで,小さな遊園地でもなんとなくウキウキできるから不思議だ。

 

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海の近くの遊園地。小さな子どもにはちょうどいい規模。

こうして下関を後にした「とっと」たち。

帰りに「川棚グランドホテル」に寄って,夕ご飯を食べ,温泉に入る。

ここの温泉は本当に気持ちいい。

ホテルということできれいだし,お風呂の壁に「種田山頭火」の俳句が書かれていて,それを眺めながら詩的な気分に浸っていると,現実を忘れてしまいそうになる。

こうやって,慌ただしい世界からしばし離れるのも大切だなって思う。

その時だけは自分を自分として,しっかりと感じることができるから……。

お風呂からあがって,身も心もぽかぽかになったしゅんくんは,帰りの車の中で熟睡した。

そしてとっとは三時間かけて車を走らせ,家に着いたのは23時30分でした。

というのが,三連休の最終日の話。

 

歴史的にも有名な港町で休日を過ごす(山口県下関市)

中国地方の大きな水族館を全制覇してやろう(海響館)

せっかくの三連休。

どこにも行かなかったんじゃかわいそうかな、ということで、山口県下関市まで行ってきました。

しかし、遠い。

一つ県を横断するってやっぱり大変だね。

そんなわけで、運転をし続けた「とっと」は大変疲れているので触りだけ。

 

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イルカショーで見事なジャンプをみせるイルカ。

しゅんくんが行ったのは海響館。下関の名所になっている水族館だ。

カクレクマノミが大好きなしゅんくん。

ここでも、カクレクマノミを見ることができて大興奮。

 

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クマノミが泳ぐ水槽の前で大興奮するしゅんくん。

お昼ごはんに食べたお寿司も美味しかったし、唐戸市場の活気にも触れることができて楽しかったし、大変素晴らしい日帰り旅行でした。

 

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活気あふれる唐戸市場。

そしてやっぱり、「とっと」は疲れているので、ここまで。

旅行に行ったときは毎回のことだけど、詳細は後日、報告します。

無病息災を願う(とんど祭り)

子どもの声こそ元気の源。

実家で「とんど」をするという。

実家でというより,実家のある地域で。

しゅんくん,案外乗り気で「行きたい」というので行ってみた。

ま,いとこも来るしね。

ということで出かけた「とんど祭り」。

竹を組んで,火をつけて燃やすというもの。

鏡餅なんかもここで焼いて食べれば,一年中健康でいられるっていうし,書初めなんかを燃やして灰を空に飛ばせば成績がよくなるとか?

ま,田舎に残る伝統行事だ。

しゅんくんも「じいちゃん」に手伝ってもらって竹を切った。

それを運ぶのも,自分が切ったからという思いがあるからか,文句を言わずに会場まで運ぶ。

 

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竹を運ぶしゅんくん。

会場につけば,火に竹を入れたり,小枝を拾ってきては入れたり。

終始,楽しそうにしている。

やっぱり,火って,男のなにかを刺激するんだろうね。

火の側にいると,なんか自分も役に立たなけりゃって思いが湧いてきて,それは5歳のしゅんくんも同じようで,自分から率先して働いていた。

 

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書初めを燃やすしゅんくん。

 

しゅんくんたちが楽しそうにしている姿が,地域の方たちには嬉しいよう。

しゅんくんたちが生まれてくるまでは,しばらく子どもの参加がない時期が続いた。

それはそれで楽しいんだろうけど,やっぱり「おじいちゃん」,「おばあちゃん」だけでは寂しくもなるというもの。

今年はしゅんくんの世代が5人参加した。

「とんど祭り」の会場に響く声に,元気をもらったのか,いつも以上に「おじいちゃん」,「おばあちゃん」の声も楽しそう。

そして,お酒が進む進む。

みんな鏡餅が焼き上がる前に,顔が真っ赤になっていた。

とんどの火が強すぎたのかな?それでみんな顔が火照ったのかな?

なんてフォローはしない。明らかに飲みすぎだ。

ま,明日は休日だから,別にいいんだろうけどさ。

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小枝を投げ入れるしゅんくん。

豚汁とおにぎり,お餅入りぜんざいを食べたら,みんなで会場で走り回って遊ぶ。

軽トラに乗ってドライブしたり,子どもの遊ぶ姿はやっぱり見ていていいもんだ。

 

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軽トラで遊ぶ子ども達。

こうして,一年の始めに無病息災を願ったのだった。

「とっと」はすでに一昨日風邪をひいて,一年の無病息災は叶わなかったという結果なんだけどね。

ま,しゅんくんが元気でいてくれるのが一番だ。

元気に健康に,一年を過ごせますように。

 

 

だれが ろうがんきょうを とどけてくれんだろう?(byウーペンせんとろうがんきょう)

ウーペンせんとろうがんきょう(こどものとも)

作:朱彦潼

福音館書店

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ウーペンせんとろうがんきょう 表紙

科学では証明できないことを信じられますか?

昨日の風邪。

ほんとうにしんどくて,8時に寝た。

それからぐっすり12時間。

朝起きるとすっかりよくなっていた。

やっぱり疲れがたまっていたんだろうね。精神的なところでかな?最近いろいろあったからね。

身体が資本だってこと,改めて気づかされたよ。

身体があってこそ,しゅんくんがいてくれることの素晴らしさに感謝することができる。

気分が悪かったら,しゅんくんが元気なことがちょっと辛かったからね。

身体 = 大事。

しっかりとケアしなくちゃダメなんだと思った。

さて,昨日は頭が痛くて本の紹介をできなかったから,木曜日に読んだ本を紹介します(ちなみに,昨日は本の読み聞かせを行っていません。ぐっすり寝ていたもんで。)

木曜日に読んだ本の中で,「ウーペンせんとろうがんきょう」という本が印象深かった。

なにが印象的だったかって,「落とした老眼鏡を届けてくれたのは,実は魚だったかもしれない?」的なところ。

「とっと」,こういうの好きなんだよね。

「トトロ」じゃないけどさ,いいことをしていればそのお礼をしに来てくれる人(妖精?神様?)がいるというようなやつ。

因果応報じゃないけど,やっぱりいいことをすれば必ずそれは帰って来る。

清廉な心を持って物事に当たり,そのことでどれだけ人が喜んでくれるかを考えていれば,それは必ずいい方向に転がるってね。

有名な話だとさ,京セラの創業者の稲盛和夫さん。

稲盛さんは「とっと」が尊敬する人なんだけど,携帯電話産業に参入するとき「私心無かりしか?」と何度も自分に問うて,それで自分のためじゃない世の中の多くの人を喜ばせるためなんだ,ということを確信して参入したんだよね。

それが今は「au」になって,携帯会社の三大手と言われるまでになっている。

科学じゃ証明できないんだろうけど,いいことをしたら必ずいいことが帰って来るっていうのは,どうしても信じたいんだ「とっと」は。

それが,絵本の世界だと魚だったりするからかわいいよね。

小さな命にも優しくっていう心も大切だしね。

しゅんくんにも人に優しく,自分のためではなく人のために行動できる人に育ってほしいな,なんて思う。

ウーペンせんとろうがんきょう 紹介

昭和中期ぐらいの中国が舞台。

大きな町に住む「らんらん」は,迎えに来てくれたおばあちゃんと一緒におじいちゃんの待つ村に出かけることにする。

大きな町で目が悪くなったおじいちゃんのために老眼鏡を買った「らんらん」は大事にカバンの中にしまう。

大きな川をフェリーで上ってからは,「ウーペン船」という小型の船に乗りかえることになった「らんらん」。

船頭さんのこぐ船にのってさらに川を上って行く。

途中,おばあちゃんからかぼちゃのタネをおやつにもらう。

皮をむいて,中の実を食べる「らんらん」。

かぼちゃのタネの皮を川に流していると,魚たちがやって来る。

「らんらん」はタネの皮だけではなく,実も上げることにした。

魚はお礼を言うように水から頭を出して口をパクパクとした。

しばらく川の上を漂っていると,急に雨が降り出した。

風で大きく揺れるウーペン船。

おばあちゃんと一緒に船にしっかりと捕まる「らんらん」だったが,船がグラっと揺れた時,おじいちゃんの老眼鏡を落としてしまう。

船頭さんの網で拾おうとしても老眼鏡は見つからない。ヒシの実を取りに来た村人に探してもらったけど見つからない。

夜になり,結局,老眼鏡がないままおじいちゃんのうちに着いた。

おじいちゃんに謝る「らんらん」。

「いいんだよ,来てくれただけでうれしいんだよ」と言うおじいちゃん。

だが,「らんらん」は悲しくて,悔しくてたまらなかった。

夕ご飯を庭で食べている時,川の方で「コトン」という音がした。

行ってみると,家の前の階段に,あの老眼鏡が置かれていたのだ。

それをおじいちゃんに急いで渡しに行くと,おじいちゃんはとても喜んでくれた。

その夜,「らんらん」は眠らずにずっとと考えていた。

だれが ろうがんきょうを とどけてくれんだろう?

だが,その答えは分からない。

「らんらん」はさらさらと流れる川の音を聞きながら,眠りについた。

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老眼鏡を見つけた魚たち(ウーペンせんとろうがんきょう 裏表紙)

子どもへの読み聞かせ

古き良き時代っていうのはあるけど,それはなにも日本だけじゃないんだよね。中国にも当然ある。素朴で一人一人が生活に欠かせない役割を担っていた時代。

そういったところがしゅんくんには新鮮だったのかもしれない。中国の町並みや「ウーペン船」という見慣れない乗り物を熱心に見つめている。

しゅんくんは魚が好きなのだが,その魚が老眼鏡を届けてくれたらしい?というところが好きなようだ。裏表紙で魚が老眼鏡を見つけているところを見ると「魚が届けてくれたんじゃん」と大喜びで言う。

こういう,魚からの恩返し的な話,やっぱり心が温まるからいいよね。

2019年1月10日(木)に読んだ本

ウーペンせんとろうがんきょう(こどものとも)

作:朱彦潼

福音館書店

ダンゴムシみつけたよ

写真・文:皆越ようせい

ポプラ社

きゃべつばたけのぴょこり

作:甲斐信枝

福音館書店

 

なにが辛いって子どもの元気のよさ。

もしかしてインフルエンザ?

昨日の夜から身体がだるくて、寒気もして、今日は午前だけ仕事して午後から休んだ。

病院に行って、検査をしてもらうことにした。

子どもがいる家庭だったら分かると思うけど、何を気をつけなければならないってインフルエンザ。

「とっと」がかかる分には別に問題ないんだけど、しゅんくんにかからせるわけにはいかない。

そう思って、病院に行ったんだけど、なんだかんだでインフルエンザじゃなかった。

よかった。

おそらくただの風邪なんだろうと思うけど、こうなってくると子どもの元気のよさが辛くなってくる。

子どもの高い声は頭に響く。

抱き着いてこられるとさすがにしんどい。

かといって、突き放すのもかわいそうだ。

ということで、微妙な距離感、微妙な空気になる。

早く直さなければ、と思う。

しゅんくん。今日はぐっすり寝て、明日からはいつも通りの「とっと」に戻るからね。

しかも三連休なんだからいろいろ遊びに行かないとね。

だから、今日だけは少し静かに遊んでくれると助かるな。

いま いきているうちに やりたいことが いっぱい あることに きがついた。(byこのあとどうしちゃおう)

このあとどうしちゃおう

作:ヨシタケシンスケ

ブロンズ新社

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このあとどうしちゃおう 表紙

人はいつか死ぬ。

前にも同じようなことを書いたことがあるかもしれない。

当たり前のことなんだ。

なのに、忘れてしまう。

まるでスーパーマンになってしまったかのように。

自分と死を結び付けて考える事って、なんか漠然としすぎていて、永遠に訪れないことのように考えてしまう。

でも、やっぱり避けられないんだよね。

人はいつか死ぬ。

人は死ぬと思ったら、なんとなく肩の荷が下りたように軽くなった。

みんな死ぬんだったら、生きているうちになにをするべきかっていうのは考えなけりゃならなくなってくる。

自分にとって何が大切なのかということを考えなけりゃならなくなる。

そして、やっぱりそれをしなければならないんだと思う。

死ぬと思えば怖くなくなる。

死を安楽なものだと思っているわけじゃないけど、なんというか吹っ切れてしまうんだ。

「とっと」は生きているうちに何をするべきだろう。

しゅんくんの顔を見ていれば、なんとなく答えが出てきそうな気がした。

生きているんだもの。

生きているうちにすることをしなければ。

このあとどうしちゃおう 紹介

死んだ「おじいちゃん」の部屋から「このあとどうしちゃおう」と書かれたノートが出て来た。

それを発見したこどもの「ぼく」。

「このあとどうしちゃおうノート」には、死んだあとどうするかが書かれていた。

生まれ変わってしばらく現世にいたり、そのあとは天国に行ったり。

天国はどんなところだろう。地獄はどんなところだろう。ということも書かれている

温泉にいつでも入れる天国。死んだおばあさんに会える天国。

いつも鬼に叱られてばかりの地獄。つまらない作業ばかりさせられる地獄。

墓はどんなのがいいだろうということも書かれている。

ベンチ型であったり、公園型であったり。

死んだ後にどうしてほしいかということ当然ある。

「おじいちゃん」の映画を作ってほしい。「おじいちゃんランド」というテーマパークを作ってほしい。

なんか、「おじいちゃん」は死ぬことが楽しみだったみたいだ。

でも、「ぼく」は待てよ、と思う。

本当は「おじいちゃん」は死ぬのが怖くてこの「ノート」を作ったんじゃないかと考える。

怖さを取り払うために、書いたんだと。

「おとうさん」に相談しても、「どうなんだろうね」と答えられる。

でも生きているうちにそういうことを考えるのは大切だよね、と言われ、「ぼく」も「このあとどうしちゃおうノート」を作ってみようと思う。

でもいざノートを書き始めると、死んだ後にどうするかより、今に目が向くようになる。

「いま いきているうちに やりたいことが いっぱい あることに きがついた。」

「ぼく」は生きているうちにやりたいことノートがあってもいいかなと、考える。

そして、とりあえずは天国に行った時のためにブランコで飛ぶ練習をした。

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おじいちゃん映画公開(このあとどうしちゃおう 裏表紙)

子どもへの読み聞かせ

しゅんくんの大好きな「ヨシタケシンスケ」の本。

重い話でどうなんだろうかって思っていたけど、さすがのヨシタケマジック。

面白い。考えさせられるのに面白い。

死について考えながら、物語としても上手に構成されている。

ページを開けば、釘づけ。

キャッキャと声を上げて喜ぶ。大人も楽しむことができる、とっても素晴らしい本だ。

2019年1月10日(水)に読んだ本

このあとどうしちゃおう

作:ヨシタケシンスケ

ブロンズ新社

ともだちやもんな,ぼくら

作:くすのきしげのり 絵:福田岩緒

えほんの杜

はなかっぱ すてきな クリスマス

作:あきやまただし

メディアファクトリー